彫刻刀の研ぎ方

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切れが悪い原因

刃先が欠けていて切れない

小さい刃欠けはミニハイスケアーの フェルトバフを当てると見えなくなります。 刃欠けが見えなくなると良く切れます。

刃先が欠けていて切れない

刃先が丸っ刃になって切れない

【図@】 良く利用し刃先が丸くなっている。
【図A】 刃先が出っ腹になっている。 バフを数多く当てるとどうしてもなってしまうものです。刃先は尖っているが彫刻刀を立てないと切れない。

刃先が丸っ刃になって切れない

焼入れ硬度不足が原因で切れない

メーカーでの焼入れ不良
→いくら研いでも修理は不可能。
カエリが取れない。
機械研ぎによる焼き戻り
→焼きが戻っている箇所まで研ぎ下ろせば
また使用可能だが、非常に修理は困難。

スーパーミニルーペ 

※肉眼で刃先の欠けを見つけるのは困難ですが、拡大鏡を使えばすぐ分かります。

スーパーミニルーペ

彫刻刀の研ぎ方

平刀裏研ぎ

刃裏が切れて図@のように平面部が無い場合は図Aのように裏出し研ぎをする

平刀裏研ぎ

【左図→】
ダイヤケアーで刃先先端部分を左手人差し指で軽く押し付け右手は柄部を軽く握り上下移動する。

【右図→】
裏刃平面部が出来るとミニハイスケアー右側白フェルトバフで平面部を鏡面仕上げする。

平刀裏研ぎ

平刀表研ぎ

大きく研ぎ下ろしする場合はダイヤケアー荒目を使い左手で平刀を軽く押し右手は柄部を軽く握り前後に移動して摩り下ろす。その後細目を使い同じように研いで目を小さくする。 裏面の平面部が鏡面仕上げ研ぎが出来ていれば表研ぎだけでよい。 ミニハイスケアー右側白フェルトバフで刃先を鏡面仕上げする。

平刀表研ぎ

印刀裏研ぎ

刃裏が図@のように切れて平面部が無い場合は図Aのように裏出し研ぎをする。 研ぎ方は平刀裏磨きと同じ

印刀裏研ぎ

印刀表研ぎ

印刀刃先の切っ先線に沿って 前後に移動させ研いで下さい。 平刀同様に裏面の平面が有る場合は 表面の研ぎだけでよい ミニハイスケアー右側白フェルトバフで 刃先を鏡面仕上げする。 表磨きは図@のように切っ先線は フェルトバフと水平になるようにして磨いてください。

印刀表研ぎ

丸刀裏磨き

ミニハイスケアー左中側の丸用バフで 丸刀裏面を磨いてください。 鏡面仕上げ部分は刃先から 10mmぐらいまでが目安です。 小さいサイズの丸刀の裏磨きは 右中側の三角用バフを利用して軽く裏磨きしてください。。

丸刀裏磨き

丸刀表研ぎ

ダイヤケアーで左手で刃先を軽く押さえ 右手で柄を持ちローリングさせながら 前後させ研いで下さい。 裏側の鏡面仕上げが出来ていれば、 表側だけを研いで下さい。 ミニハイスケアーの左側平フェルトで 丸刀表面を少しローリングさせながら磨いてください。

丸刀表研ぎ

三角刀裏磨き

ミニハイスケアー右中側の三角用バフで 三角刀裏面を磨いてください。 鏡面仕上げ部分は刃先から 10mmぐらいまでが目安です。

三角刀裏磨き

三角刀表研ぎ

ダイヤケアーで左手で刃先を軽く押さえ 右手で柄を持ち前後させ研いで下さい。 三角刀の溝底が左右同じになるよう 注意して研いで下さい。 裏側の鏡面仕上げが出来ていれば、 表側だけを研いで下さい。 ミニハイスケアーの右側フェルトバフで 平刀と同じ要領で両側とも磨いてください。

三角刀表研ぎ

一口メモ

ダイヤケアー

  • 油(椿油又は防錆油)を数滴落とし滑りを良く、ダイヤ目の目詰まりを防ぎます。
  • ダイヤ面には軽く抑えて前後移動させる。
  • 新品時はダイヤの角が良く効いて深い筋目が残るほど荒い目ですので、 研ぎおろしスピードは速いです。
  • 使っていくうちに深い筋目が少なくなり、 仕上げに当てるフェルトバフの磨き効果が高まり、切れが良くなります。
  • 中央の二つの当て板を外したり重ねたりすることで、お好みの角度で研ぐことができます。

ミニハイスケアー

  • フェルトバフ全てに充分に青棒(仕上げ研磨剤)を塗りつけてください。
  • 青棒の塗り付けを怠ると刃物が焼き戻りして切れが悪くなります。
  • フェルトバフの新品時は青棒を頻繁に “塗りつけ、刃物磨き” を繰り返して下さい。
  • 青棒はフェルトバフに馴染みが出来ると軽く青棒を押し付けるだけで塗りやすくなります。
  • 刃物磨きでモーターが止まるような強い力で押し付けてもモーターに 絶縁防止装置が付いていますので安全です。
  • 全て自社圧縮成形したバフです、横方向、縦方向に少しずつずらしてご利用 ください。 (同じ箇所を使うとその部分だけフェルトバフが凹んで使い辛くなります。)
  • 図@のように刃先から1mmほど内側を押し付けて研いでください。

図@ 刃先から1mmほど内側を押し付けて研いでください。